司法書士試験は、学歴、年齢、国籍、性別に関係なく誰でも受験できる試験です。

 

司法書士試験の日程

司法書士試験の例年の日程は、以下の通りです。

1.願書提出期間   5月中旬

2.筆記試験     7月の第1日曜日

3.基準点などの発表 8月初旬

4.筆記試験合格発表 9月末~10月初旬

5.口述試験     10月中旬

6.最終合格発表   11月初旬

 

司法書士試験の内容

司法書士試験は、一次の筆記試験と二次の口述試験に分かれます。

1.筆記試験

筆記試験は午前の部(9時30分~11時30分 2時間)と午後の部(13時~16時 3時間)に分かれます。試験形式は、午前の部は択一式35問、午後の部は択一式35問と記述式2問になります。

試験科目の配分は、以下の通りになります。

(1)午前の部択一式問題

・憲法 3問 ・民法 20問 ・刑法 3問 ・会社法(商法) 9問

(2)午後の部択一式問題

・民事訴訟法 5問 ・民事保全法 1問 ・民事執行法 1問 ・司法書士法 1問 ・供託法 3問 ・不動産登記法 16問 ・商業登記法 8問

(3)午後の部記述式問題

・不動産登記 1問 ・商業登記 1問

(4)配点

午前の部 択一 35問×3点 105点満点

午後の部 択一 35問×3点 105点満点 記述 2問 70点満点

 

2.口述試験

司法書士試験と言えば、筆記試験で、口述試験は欠席などしない限り合格率は100%と言っても過言ではありません。

口述試験で問われるのは、不動産登記法、商業登記法、司法書士法ですが、答えられないからといって焦る必要はありません。試験官がヒントをくれたり、正解に誘導したりしてくれます。場合によっては設問を変えてくれたりしてくれます。